ジャガーF-typeと特徴的な外観の「ダイニング」とランチ。
木更津の山中に誕生した約9万坪もの広さを誇る「農」と「食」と「アート」が融合した複合施設。自然の中で遊べる遊具、レストランや売店、宿泊施設などがあり、未来に向けた快適な暮らしを提供するサステナブルファーム&パークは大人も子供も楽しめる場所。
Photography_Kohei Take Words_Eri Koizumi
KURKKU FIELDS / クルックフィールズ
クルックフィールズは、「次世代に残せる土地づくり」を目指して2019 年にスタートしたサスティナブルファーム& パーク。千葉県木更津市の約9万坪の広大な敷地には酪農場やオーガニック農園をはじめ、アート、自然に触れられる森や池、宿泊施設、レストランなどがある。「農」「食」「自然」の循環を体感できる大人も子供も楽しめる場所だ。
宿泊施設「コクーン」のテラス、外観、客室。「コクーン」とは創る暮らしを体感する場所。“ 能動的に思考する時間が生活の喜びとなる” というコンセプトで、ファッションデザイナーの皆川 明氏、クルックフィールズの総合プロデューサーであり、音楽家の小林武史氏がタッグを組んだプロジェクト。
レストランなどがある。「農」「食」「自然」の循環を体感できる大人も子供も楽しめる場所だ。レストランメニューは主に場内の新鮮な野菜や卵、チーズを使って作られ、生ゴミや家畜の排泄物は微生物の働きを活用して発酵・分解され、栄養豊富な堆肥となり、排水は植物や微生物の浄化作用を活かした循環型ろ過装置「バイオジオフィルター」で浄化して土と水の循環を実践している。
さらに農場のエネルギー源は一面に広がる太陽光パネルによるもので、場内で使用する電力の約80%を太陽光発電により賄っている。
クルックフィールズに来たら、まず楽しみたいのが美味しい食。レストラン「ダイニング」では場内で育つ水牛のモッツァレラチーズを使ったマルゲリータピザや、農場で採れた野菜を使ったサラダ、「ミルクスタンド」ではブラウンスイス牛の搾りたてミルクやソフトクリーム。地域で採れた猪や鹿を新鮮なうちに、処理場で精肉にして食品加工している「シャルキュトリー」の手作りのソーセージやテリーヌも絶品だ。
マクラーレンGT。
11月オープン予定の宿泊施設「コクーン」は、創る暮らしを考え能動的に楽しむ体験ができるところ。クルックフィールズは、サスティナブルなこれからの暮らし方、生き方をより深く体験できる場だ。
KURKKU FIELDS
千葉県木更津市矢那2503
☎︎0438-53-8776
Open 10:00-17:00(ダイニングレストラン 11:00-16:00 L.O.)
Close 毎週火、水曜(祝日を除く)
P 350 台
入場料 無料(2022 年11 月24 日よりビジター料金¥500、保全料¥300(小学生¥300、¥100)入場料¥500)