This Is Zen Glamping

フロントとメインダイニングをつなぐウッドデッキ。絵画のような森林が眼前に広がる。

日本初のグランピングリゾート「星のや富士」

 

 

河口湖を望む丘陵地に誕生した星野リゾートが運営する「星のや富士」。
思い思いの時間を過ごしながら、プリミティブなアウトドア体験とリゾートならではの優雅な滞在がダブルで楽しめる宿の魅力を、徹底解剖。
Photography_Koichi Tanoue Words_Chisa Nishinoiri

 

 

 

2015 年オープン。河口湖を望む富士山麓に建つグランピングリゾート。ランドスケープデザインは長谷川浩己。建築デザインは東 利恵。起伏をいかした設計。
国立公園として保護されてきた赤松の林に浮かぶクラウドテラス。
季節のスイーツでおもてなし。
ゲスト全員に貸し出されるリュックサックの中には、双眼鏡、ダウンブランケット、ヘッドライトやウォーターボトルなどアウトドアなアイテムが満載。

 

 

 

Point_01 Cabin

河口湖を見晴らす絶好のロケーション。

 

 丘陵に並ぶキャビンは、全室テラスリビング付き。テラスの壁はスコープのようにせり出す設計で、四季折々美しく彩られる河口湖を見晴らしながらの爽やかな朝食、お昼寝を楽しむサンルームとしても活躍。夜には炎を楽しめる仕掛けが施され、火を眺めながら夜長を楽しむバーとしても最適。コンパクトに作られた客室内は極力色を排したミニマムな仕上げ。グランピングに欠かせない快適かつプライベートな空間が確保され、空調もバッチリ。寝心地にこだわったベッド、ソファ、シンプルなバスルームが揃い、室内にも清々しい丘陵の心地よさが広がる。

 

 

富士箱根伊豆国立公園特別地域内の美しい松林の中に浮かび上がるモダンなキャビン。
オフホワイトを基調としたシンプルな客室。柔らかな照明が、心地よい空間を演出。
壁にはレセプションで配られたリュックがかけられ、<Bang & Olufsen> のスピーカーも完備。
一部のバスルームからはレイクビューが広がる。

 

 

 

Point_02 Cloud Terrace

緑豊かな森の中で、優雅なアウトドア体験を。

 

 キャビンからさらに丘を上がり、美しい赤松の森の中に、まるで「霧が揺蕩うよう」に浮かぶクラウドテラス。起伏のある地形をそのまま生かし、森に溶け込むように造られたウッドデッキとキャビンが、グランピングの舞台だ。アウトドアの楽しさを知り尽くしたグランピングマスターが、心地よい自然のなかで過ごす寛ぎのひとときへと誘ってくれる。「現代を休む日」にふさわしい、誰もが自然を好きになる新しいキャンプスタイル。アクティビティに参加するもよし、風を感じながら静かな読書、焚き火を囲んで寛ぐもよし、思い思いに自然と触れ合おう。

 

 

クラウドテラスにはライブラリーカフェが設けられ、様々なチェアが点在するウッドデッキでは「森の珈琲店」や「焚き火BAR」、「森の演奏会」など時間に応じて様々な催しも。
大きな焚き火台で炎を燃やす焚き火ラウンジ。
チェックイン後の午後のひとときは、季節のフルーツやスイーツでお出迎え。お気に入りの場所を見つけて優雅に過ごしてみては。
森の木々には所々に鳥の巣箱が設けられ、訪れる野鳥の姿を観察することもできる。

 

 

 

Point_03 Activities

グランピングマスターが提案、四季折々のアクティビティ。

 

 

夏の森グランピングリトリート

新たに造成された全長約20mの「グラウンディングロード」を裸足で歩いたり、森の中に植えられたベリーを摘み、収穫後は石窯を使った朝食作りなど、涼風漂う夏の森で「アクティブレスト」する3つの提案。木漏れ日を全身に浴びながら、大地のパワーを五感で感じてみては。1泊2 日の滞在プログラム。
期間:7月1日〜8月31日 料金:1名12,000円(税・サ10% 別、宿泊代別)

 

 

 

 

グラマラスフィッシング

元アメリカ大統領カーター氏も釣りに訪れたフライフィッシングの聖地、富士山の北側を流れる桂川水系でダイナミックなキャスティングが楽しめるフライフィッシングと、疑似餌を使った魚との駆け引きが魅力のルアーフィッシングが楽しめるプログラム。キャンピングトレーラーを拠点にした優雅なひとときやランチと共に、まるで貴族のようなグラマラスな釣り体験が叶う。※現在終了

 

 

 

 

魂を清める脱デジタル滞在

富士山の修験者に伝わる教え「六根清浄」をテーマにした脱デジタル滞在。到着後、スマホやPC などデジタル機器を預けることから始まる。専門ガイドと行く樹海トレッキングと瞑想、プチ断食などで心身ともにリフレッシュ。感覚が研ぎ澄まされ、六根すべてが洗われていくのを体感できる。2泊3日の滞在プログラム。 期間:〜6月30日 料金:1名30,000 円(税・サ10% 別、宿泊代別)

 

 

 

猟師のスタイルに倣い、ジビエを味わう大人の食育。

 

 

 

 

秋の狩猟肉ディナー&命と食を学ぶ狩猟体験ツアー

シェフ自ら山に入り、一流の腕を持つ地元猟師に教えを請うことで質の高い狩猟肉を提供している星のや富士のディナー。屋外ダイニング「クラウドテラス」で楽しむ「秋の狩猟肉ディナー」では、ドングリなどの豊富な木の実を食べ良質な脂と甘みを蓄えた鹿肉、猪肉を提供。秋の味覚を熟知し、捕れた肉を仲間たちと平等に分け合うという昔ながらの猟師スタイルにヒントを得て、キノコ類と共に狩猟肉の魅力を引き出すコース仕立て。
期間:9 月1日〜11月30日 時間:18 時〜 料金:15,000円(税・サ10% 別、宿泊代別)
また、猟師歴40年以上のベテラン地元猟師から学ぶ「命と食を学ぶ狩猟体験ツアー」も開催。猟師と共に富士山麓の森に入り、わな・銃それぞれの狩猟方法で鹿を狙う様子を見学。さらに、仕留められた鹿が食肉としてさばかれていく過程を見学、体験。技術や温度管理などのこだわりを聞きながら、命あるものが食材として変化していく過程を知ることで、「食べる」ということの意味を改めて体験できる。
期間:10月6 日〜12月22日の毎週金曜日 時間:8時〜16時30分 料金:1名35,000 円(税・サ10% 別、宿泊代別)

 

 

 

 

 

 

 

 

星のや富士のアクティビティは、こうして生まれる。

 

星のや富士では、優雅な滞在と共に自然と触れ合うことができる多彩なアクティビティも魅力のひとつ。バラエティ豊かなプログラムは、いかにして生まれているのか? 『TOUCH』読者のためのスペシャルプランも話題に上がった座談会の模様をお届け。

 

 

 

森に囲まれ、森に帰る。日本のグランピングを。

 

 海外の高級リゾートからはじまり、世界中でブームを起こしている「グランピング」が、ついに日本にも上陸。ここ星のや富士は、2015年にオープン。森の中に佇む快適なキャビンに滞在しながら、自然に触れ、アウトドア体験を楽しむことができる日本初のグランピングリゾートとして注目を集めている。中でも、趣向を凝らした様々なアクティビティは、星のや富士ならではのアイデアが詰まった人気の試みだ。

 この日、森の中に集まっていただいたのは星のや富士を支えるスタッフの精鋭陣。訪れるゲストの方々をあたたかく迎えるおもてなしはもちろん、宿で展開されるアクティビティの発案からアテンディングまで、すべてスタッフのみなさん自身でまかなっているのだ。さっそく彼らの発想の源をじっくり聞きたいところだが、“ 日本でグランピング!?” と、あまりピンと来ない方も少なくないかもしれない。そこで、まずは星のや富士が考えるグランピングとはどういったものなのか。その疑問を、総支配人の澤田裕一さんに投げかけてみた。

「アフリカのサバンナしかり、砂漠の高級リゾートしかり、世界中には圧倒的な大自然の中で最高級のしつらえとサービスを堪能できるグランピングが溢れています。私の個人的なイメージになりますが、それらはワイルドでアクティブで、ダイナミックに楽しむ感じです。しかし私たちが考えているグランピングは、自然をもう少し違う見せ方で捉えていると思います」と、澤田総支配人。 そこには日本人ならではの自然観が反映されているようだ。

 

 

 

大自然に立ち向かうのではなく、自然を享受するグランピングを。

澤田裕一

 

 「自然と対峙し、自然に包まれ、心も身も安める。自然の中に溶け込み、リラックスして、思わず深呼吸したくなる。そんなイメージでしょうか。海外からのお客様も多いのですが、ある海外メディアの方が訪れた際に、星のや富士のことを“ 禅グランピング” と形容されていたんです。その言葉を聞き、まさにぴったりの表現だと思いました」(澤田さん)

 

 

HIROKAZU SAWADA
澤田裕一/「星のや富士」総支配人。これまでにも軽井沢、竹富島など各地の星のやの総支配人を経験。星のやの魅力を知り尽くした、頼れるリーダー。

 

 

 

森の中で五感を解放して、能動的な癒やしの体験を提案したい。

渡邊絢香

 

 そんな、自然を享受するという感性をもとに、星のや富士では様々なアクティビティを提案している。例えば、「夏の森グランピングリトリート」。この夏、森の中に裸足で歩くための全長約20 メートルの道「グラウンディングロード」を新設し、現代の日常生活では鈍感になりがちな足裏に適度な刺激を与え、森のフィトンチッドと大地のパワーを五感で感じ、森のリラックス効果をさらに深く体に取り込もうという試み。「これは、季節ごとに楽しめる女子旅の企画として始まる夏のプログラムです。スパやエステのように施術を受けるだけの受動的な癒やしではなく、自然の中で健康と美容を自ら獲得するような、能動的な癒やしを提案したいという思いから生まれました。自然の中に帰る、原点回帰のようなイメージでしょうか。森の中って、一見平たんに見える道でも想像以上に起伏が多く、ただ歩くだけでも体力を使います。日頃運動不足の方にとっては、もれなく筋肉痛がついてくるかもしれませんが(笑)、それもある意味人間らしい営みのひとつかな、と思うのです」と、企画発案の中心人物である渡邊絢香さん。

 彼女をはじめ、星のや富士では多くの女性スタッフが活躍している。総支配人曰く、「センスの良いスタッフが多い」そうで、館内のしつらえやアイテムのセレクトなどには、彼女たちの感性が大いに発揮され、きめ細やかな空間作りも星のや富士の魅力のひとつとなっている。

 

 

AYAKA WATANABE
渡邊絢香/女性ならではの視点、柔軟な発想でバラエティに富んだプログラムを発案。前ページで紹介した、夏の森のリトリート企画も彼女の発案によるもの。

 

 

 

 常にその土地の持つ風土や歴史、性格までも考慮して、土地に根付いたリゾートの提案をモットーとしている星野リゾート。ここ、河口湖を望む立地は、星のや富士を語るうえで欠かせない要素のひとつでもある。

「赤松の美しい林が広がるこの土地は、もともと国立公園として保護されてきた場所でした。代表の星野が2007 年にこの土地と出合ったことから星のや富士ははじまりました。80 年代、彼がアメリカの山岳リゾートで体験した、大自然の中でラグジュアリーなしつらえに囲まれた圧倒的な非日常感を日本でも提案したい。そんな思いが、この土地の性格とマッチングしたんです。宿泊棟の丘の上に広がるクラウドテラスは、もともとある地形を切り崩すことなく、丘陵に寄り添い、森に溶け込むように作られています。歩いて上らなければ辿り着けないし、ともすると少し不便と感じる方もいらっしゃるかもしれません。けれど、その行程さえも楽しんでもらいたいのです」(澤田さん)

 アクティブにアウトドア体験に参加するのはもちろん楽しいけれど、一方で、“ 何もしない贅沢” というのもグランピングのもうひとつの魅力。「クラウドテラスは、のんびりとした時間を過ごすのに最適の場所です。様々なタイプの椅子やハンモック、冬には屋外にコタツを置いたり。みなさんがそれぞれお気に入りの場所を見つけていただき、思い思いの時間を過ごしていただけたらうれしいですね」(澤田さん)

 

 

地域の方たちとの交流を通して、地元の魅力をたくさん伝えたい。

一関早希

 

 日々都会の生活の中で様々なストレスを感じながら暮らす現代人にとって、鳥の声に耳を傾け、森を通る風や光の変化を感じながら過ごすひとときは、それだけで最高の贅沢と言えるだろう。
「星のや富士はまだオープンしたばかりの施設ですが、まるで遥か昔からここにあったかのように、この建物たちが森の中になじんでいくことが私たちの理想です。誰もが懐かしく感じるような、日本ならではの里山的な自然の風景の中に溶け込むことができたら、とてもすばらしいと思うのです」(一関さん)

 

 

 

地域の人たちと共に作る、新しいリゾートの提案。

 

 そうしてもうひとつ、星のや富士が大切にしているのが地域性だ。「その土地の良いものをサービスや商品としてお客さまに紹介することで、地域に還元していければいいなと思っています。ですので、私たちは積極的に地元の方々と交流をしています。この土地の特産品はもちろん、地元の方たちにとっては当たり前になっていることも、外から訪れるゲストにとっては特別な魅力を持っているものがまだまだ眠っています。それらを発掘していくことは、まるで宝探しをしているような、とても楽しい作業です。地元の方との会話の中から、新しいアクティビティのアイデアが生まれることもたくさんありますので、今後は地元の方たちと連携したプログラムもたくさん増やしていく予定です」(一関さん)

 

 

SAKI ICHINOSEKI
一関早希/富士山麓の河口湖畔というこの土地の風土や地域性を学びながら地元の方々とも交流。魅力開発に励みながら様々なプログラムに還元している。

 

 

 

山の中には、歩いてみないと分からない
生きるためのヒントがたくさん。

豊島雅也

 

 シェフの豊島雅也さんは、ジビエ料理を極めんがために、地元のベテラン猟師さんと共に自身も積極的に山に入り、狩猟免許を獲得したそう。そんなある時、忘れられない経験をしたとか。
「僕はいつも地元の“主さん” と呼ばれるベテランの猟師さんに山に連れて行ってもらっているのですが、その日は他の猟師仲間さんたちと山に入っていました。急所を外して仕留めた鹿を追って樹海の中を歩いていたんです。あっちの方に逃げたなぁと、鹿が向かった方を追ったのですが、2時間くらい歩いても見つからず。夢中になって歩いていたせいか、気がついたら樹海の中で完全に迷ってしまっていたんです。しかもこの日は主さん不在……」

 そこは富士の樹海。日も暮れはじめ、さすがにパニックになりそうになったのでは?
「でもその時、『迷ったら太陽の方を見て歩け』という主さんの言葉を思い出して、太陽に向かって歩き出したんです。恐らく鹿はどこかで息絶えたのだと思います。カラスの鳴き声を追って獣道を進み、なんとか無事に生還することができました! まさに、“ 山のことは山の男に聞け”。猟師さんたちと一緒に山を歩くと、猟のことだけではなく、山のこと、生き物のこと、自然のこと、たくさんのことを教えてもらうことができます。実際に山を歩き、経験してきた人でなければ分からない自然との向き合い方を体験する貴重な経験でした」(豊島さん)

 

 

「食べる」行為を通して、命を見つめ直す。

 

 この秋から始まる「命と食を学ぶ狩猟体験ツアー」は、この時の経験からヒントを得て実現したアクティビティだそう。星のや富士では開業以来、鹿肉や猪肉など狩猟肉の提供を行ってきている。その背景には、昨今全国的に深刻化している鹿や猪の増加による農業や林業への被害が無視できないからでもある。
「鹿肉、猪肉を魅力的な食材として活用することで、捕獲・消費の促進に貢献したい」と考え、シェフをはじめとするスタッフが狩猟の現場に出向き、地元猟師の方から直に教えを受けてメニューを開発。その過程で、命をいただくことの重み、美味しい食材へと昇華させるための狩猟や解体の技術など多くのことを学んできたという。そういった経験から「食もアクティビティのひとつ」と捉え、ゲストの方にも命あるものが食材として変化していく過程を体験していただこうという試みなのだ。そして提供されるジビエ料理は、新鮮だからこそ堪能できる稀少部位も大切に使われ、森の味覚を知り尽くした豪快な猟師料理とシェフの繊細な技が融合したスペシャルなもの。
「森の中を歩いていると、お皿の中の盛りつけのイメージなどたくさんのインスピレーションを受けます」という、シェフの料理は、見た目にも美しい。秋から新たに展開されるジビエ料理のディナーは、要注目のプログラムだ。

 

 

MASAYA TOYOSHIMA
豊島雅也/厨房を取り仕切る若きシェフ。地元の猟師さんと共に自らも山に入り、生き物と対峙し、最高の状態で捕れた食肉を最高の料理に昇華させる。

 

 

 

 

 

 

スタッフとの会話や森の中に、ヒントがたくさん潜んでいる。

 

 星のや富士で働くスタッフの方たちの経験、日々の業務はすべて活かされ、スタッフ間の雑談の中にも、たくさんのヒントが潜んでいる。本格的なアウトドア体験をはじめ、大人から子供まで気軽に楽しめるもの、季節に合わせたアクティビティから通年で楽しめるものまで多彩なラインナップ。ちなみに現在構想中のアクティビティのストックは1000以上も蓄積されているそう。
最近人気のアクティビティは? との質問には、

「そうですねぇ……。意外と、薪割りかな?」と、みなさん声を合わせての意外な答えが返ってきた。
「薪割りは、そもそも私たちの日常業務として行っていたんですが、作業をしていると、『やってみたい』というゲストの方の声をたくさん聞くようになったんです。それなら、みなさんが体験できるようにひとつのアクティビティにしてみよう、と。割った薪は焚き火ラウンジの焚き火にくべていただくことができます。薪割りなんて現代ではなかなかできない経験ですし、自分で割った薪をくべた焚き火の炎はまた格別なようで、非常に喜んでいただいております」(一関さん)
赤松、杉、檜、カラマツなど、さまざまな木々が植わる森は、まるで宝の山だ。

「マツボックリはよく燃えるので着火材として活躍します。とか、この木はゆっくり燃えるので燃料向き。とか、節の曲がった木は割りづらいので斧をどう入れたら良いか、など。薪割りひとつにしてもお客様とのコミュニケーションが取れる貴重な時間になります」(豊島さん)
そんなアイデア満載のスタッフのみなさん。最後に、TOUCH 読者のために車を使ったアクティビティを考えてもらった。
「まずはそれぞれの愛車で河口湖畔までドライブ。すると、湖畔にはダッチオーブンを使った豪華ディナーが用意されていて、夜には空に輝く満点の星空観察なんていかがでしょう?」(一関さん)
「河口湖だけでなく、富士五湖すべてを車で巡るオリエンテーリングスタイルも楽しいかもしれませんね。行く先々で、カヌーやパラグライダー体験、豪華ディナーなど湖ごとに趣向を凝らしたアクティビティをご用意しておもてなしいたします」(澤田さん)
「水、陸、空、様々な角度から富士山を眺めるベストビューツアーなどはいかがでしょうか? みなさん自慢の愛車と美しい富士山の撮影会なども、盛り上がっていただけそうです」(渡邊さん)
「湖畔でドライブインシアターは、ぜひ実現させたいですね。アウトドア=SUVのイメージが強いですが、これなら車高の低い車でも十分楽しんでいただけるかと」(澤田さん)などなど。ただの移動手段としてではなく、車が主役となるようなアクティビティがあれば、車に乗る喜び、自然の中に出かける楽しみはより広がるだろう。魅力的なアイデアが次々に提案され、トークは盛り上がるばかり。星のや富士との魅力的なコラボレーションは実現なるか!? 今後の展開に期待が高まる。

 

 

裸足で森の中を歩く、日々の生活に疲れがちな現代女性のための癒やしのプログラム。
木漏れ日が差し込む樹海は神秘的な空間。森の中には、生きるためのヒントがたくさん。
秋の狩猟肉ディナーでは、猟師のスタイルに倣った秋の味覚も堪能できる。
一番人気は、意外にも薪割り。初めての薪割り体験に、ハマる大人が続出だとか!?

BACK TO INDEX

pagetop