MARINE LIFE

Range Rover Autobiography 5L V8 S/C

休日の心躍るドライブ。青い空と海の誘惑に、私たちは抗う術を知らない。デスティネーションは、都内からのアクセスにも優れたリビエラ逗子マリーナ。その先にあるマリンライフがいま、「ザ・リビエラリゾートクラブ」から始まる。

Photography_Etsuko Murakami  Edit & Words_Shigekazu Ohno & Kaori Kawake (lefthands)

 

 

 

 

憧れのマリンライフを叶えるためのクラブ

 

 よく晴れた休日の朝。カーテンを開けて、真っ青な眩しい空が目に飛び込んでくるや否や、心は疼き始める。そしてこんな言葉が口をついて出る。「ねえ、海へドライブに行こうよ」―。

 そんなあなたは、これまで海辺でどう過ごしていたのだろう。水平線越しに夕陽の見えるレストランで食事をしたり、ヨットハーバーを散策したり? でも、想像してみたことはないだろうか。ドライブのその先にある、胸躍るマリンライフのことを。愛車のステアリングを船の舵に持ち替えて、果てしない大海原へと乗り出すロマンを。

 地中海周辺の国と同様、四方を海に囲まれた島国ながら、日本人は彼の地の人々と違って、海をその只中からではなくて、なぜかいつも陸から眺めてきた。陸と海の間には、不思議と遠い距離があった。船に乗って海に出るということを、過度に贅沢な遊びとみなしてきた風潮もあったのかもしれない。

 

 

 

 

 
 
 

 

休日の朝、レンジローバーAutobiography でリビエラ逗子マリーナまでドライブ。開放的かつラグジュアリーを極めたインテリア空間は、快適そのもの。威風堂々とした佇まいは、美しいヨットやクルーザーの中にあってなお人目を惹きつけて止まない。

 

 

 

 

 無論、ヨットやボートを個人で所有することのハードルの高さはあるだろうが、それを心許せる仲間たちと分かち合い、ともに豊かな時間を過ごすためのコミュニティとして設けられた完全会員制のクラブがあることをご存知だろうか。ヨットやボートをシェアリングして憧れのマリンライフを叶えてくれる「ザ・リビエラリゾートクラブ」だ。都内からのドライブにもちょうどいい距離にある、リビエラ逗子マリーナやリビエラシーボニアマリーナなど4つのマリーナやリゾートホテル、クラブハウス、レストラン・カフェ&バー、バンケットホール、イベント会場などを擁している。

 同クラブでは、44ftのカタマランヨットから50ftのセーリングクルーザー、23ftのモーターボートまで16艇ものヨットやボートを所有する。それも、個人所有であれば保管や揚げ降ろし、メンテナンスなど面倒のかかるところを、会員はマリーナに着いたらすぐに、手入れが行き届き、出航の準備が万端に整えられた船に乗り込むことができるのだ。

 

 

 

 

 

 
 
 

 

 

 

 コンシェルジュに相談すれば、クルージングの行き先やマリンアクティビティなどのガイダンスや道具の準備はいうまでもなく、さらに宿泊先や食事、船上パーティの手配、必要とあれば操船者やクルーの派遣に至るまで、まさに至れり尽くせりで面倒をみてもらえるというのも嬉しい。さらには、相模湾横断ヨットレースやゴルフコンペ、野外音楽フェスティバルやコンサート、親子でもっと海を楽しむための「リビエラ海洋塾」など、メンバー同士、ゲストを招き家族ぐるみで交流を育むためのさまざまなイベントが年間を通して催されており、言ってみれば社交クラブとしての魅力も大きい。

 また、今年はリビエラ逗子マリーナに「何もしない贅沢な時間」を過ごすことをコンセプトとした全室スイート〝富士山ビュー〟のスモールラグジュアリーホテル「MALIBUHOTEL」と、L.A.発のレストラン「MALIBU FARM」が日本初上陸でオープン。クルージングのある特別な休日を、さらに思い出に残る特別なシーンによって華やがせてくれる。ドライブの先にある憧れのマリンライフを、あなたも「ザ・リビエラリゾートクラブ」で叶えてみないか。

 

 

 

 

 

 
 

 

「ザ・リビエラリゾートクラブ」の会員は、クルージング以外にもたとえばシーカヤックやフィッシングなど多彩なマリンアクティビティを楽しむことができる。免許取得のサポートもあるから初心者も心配ない。船上パーティなど、気の置けない仲間や家族と水いらずで過ごす非日常の時間は、まさにプライスレスといえるだろう。

 

 

 

 

 

マリーナリゾートで上質なマリンライフを

 

 都会の喧騒から離れ、心と身体を解放するマリンライフを楽しむための新たな拠点が誕生した。リビエラ逗子マリーナの一角に今春オープンした「MALIBU HOTEL」は、まるであなたのセカンドハウスのごとく、プライベートな空間の中でゆったりとしたリゾート時間を過ごせるラグジュアリーホテルだ。あえて11室のみとした広やかな客室は、すべてが相模湾に面したオーシャンビュー。ガーデンテラスやバルコニーからは、富士山と江の島を望むこともできる。窓を開け放ち、海からの風を感じ、波の音に耳を傾ければ、心が浄化されていくのが、感じられるだろう。「何もしない贅沢な時間」を過ごせるのも、このホテルの魅力といえる。

 

 

 

 

 
 
 

 

季節や時間帯によってさまざまな表情を見せるレストラン「MALIBU FARM」のテラスエリア。リビエラ逗子マリーナ内のビューポイントで特別な朝食を用意してくれる「プライベートセッティング」のプランもある。93㎡の部屋に51㎡のバルコニーを有する「ザ マリブ スイート」からの景色は格別。全室インルームスパのサービスが可能で、完全プライベート空間で施術を受けた後は、クレイド スパとコラボレートしたヘルシーメニューを。グルテンフリーのジェノベーゼパスタなど、身体の中から綺麗にしてくれるメニューが揃う。

 

 

 

 

 また、思いきりマリンアクティビティを楽しんだ後は、「クレイド スパ イン マリブ ホテル」を試してほしい。天然ミネラルを豊富に含んだ米西海岸産のクレイが、全身をゆるめてバランスを整えてくれる。さらに注目を集めているのは、隣接する「リストランテAO逗子マリーナ」とコラボした特別メニュー。スーパーフードやヘルシーフードを使った食事をスパと融合させて、身体の外側からのトリートメントだけでなくインナーケアまで叶えられるとあって人気を博している。

 客室は、愛犬を連れての宿泊が可能なドッグフレンドリールームから、広いテラスを有する部屋まで揃い、利用スタイルに合わせて選べるのも魅力だ。大切なパートナーや友人、家族と一緒に、連泊でマリーナでのリゾート時間を味わってみてはいかがだろうか。

 

 

 

 

 
 
 

 

 

 

 

 

 

リビエラに息づくサスティナビリティ

 

 リゾートやマリーナ、レストラン、MICE、ウェディングなど、美しい海や緑に恵まれた日本の自然を舞台に多彩な事業を展開するリビエラグループ。「大自然と共に心豊かに生きる」という企業理念を掲げ、人と自然が共存する、豊かなライフスタイルを提案し続けている。

 リビエラグループのベースにあるのは、「人と地球に優しい企業である」という考え方だ。企業理念を実現する事業コンテンツの成長にくわえ、サスティナブルな社会を目指したリビエラ未来創りプロジェクトを通じて、国連サミットで採択された持続可能な開発目標(SDGs)を推進している。

 

 

 

 

「MALIBU HOTEL」のエントランスには、歴史的木造帆船シナーラのレストアの際に出た古材が再利用されている。こんなところからも、リビエラマリーナの古き良きものを大切にするサスティナビリティの精神が感じ取れる。
小学校や児童施設の生徒を招待して、海で必要な知識や技術を学ぶ講習を実施。

 

 

 

 

 リビエラに息づくサスティナビリティの精神がよく表れているのが、リビエラのフラッグシップであり、1926年開業の世界屈指の名門ゴルフクラブ「ザ・リビエラカンリビエラに息づくサスティナビリティトリークラブ」だ。また、開業70周年を迎えた東京池袋の「リビエラ東京」、開業50年を超える「リビエラ逗子マリーナ」や「リビエラシーボニアマリーナ」も同様である。古き良きものを守り、時代に合わせて磨き上げることで、その魅力を今日まで維持し続けてきた。くわえて、地域コミュニティへのチャリティ活動や次世代への教育プログラムを多数実施したりと、社会貢献への弛まぬ努力があったことも言及しておきたい。

 さらに今、リビエラグループは前代未聞のプロジェクトにも挑んでいる。90年以上も前に英国で建造された歴史的木造帆船「CYNARA(シナーラ)」の建造時の資材を8割まで利用したレストアだ。長い時を超えて愛され続ける名艇は、さらにこの先100年の命を吹き込まれ現代に甦ろうとしている。

 

 

 

 

 

リビエラシーボニアマリーナ

神奈川県三浦市三崎町小網代1286
☎ 046-882-1212
riviera.co.jp

 

※営業時間や休業日に変更がある場合がございます。詳しくは各店舗までお問い合わせください。

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